神々のつぶやき No.46 いずれも先達から聞き及んだ話だが…

我が輩はモゥーモゥーの牛である。
以前は人間もしておりました!
我がモゥーモゥーと人間の間で見た聞いた話をするモ~。

初夏だなモ~シ。我が牛は夏は少し弱いなぁーモ~シ。
でもがんばるギュー。べし。

覚えておくこと。その①

覚えておきなさい。
信仰とは開いているということであるよ・・・信仰とは信頼を意味する。
あなたが何を信じていようと、それに対して開いているということだ。
信頼しないしない心(マインド)は閉じている。
なぜなら恐れているからである。だが信頼しない限り、あなたはこれからも閉じたままだろう。

まず最初に考慮されねばならないことがこれだ。
どちらを信じる方がたやすいか。低次か、または高次か?
あなたは何の理由もなく、疑うことも、考えることもなく低次を信じている。
あなたは低次を信じているのだ。
低次はあなたにとってのリアリティだ。

グルジエフが9歳の子供だった頃、今まさに死の間際にいた彼の父は言った。
「私が人生の中で唯一経験したその計り知れないことを除けば、お前にやれるものは何もない。
遺産としてお前に与えられるものはこのひとつだけだ。いつであれ誰かがお前に
腹を立てたらすぐに反応してはならない。24時間待ってから受け答えなさい。」

後になってグルジエフはこの小さな教えが彼の全人生を変容したと述べている。
―――彼は死にゆく父にこのルールを片時たりとも忘れないと誓った。
誰かが彼を侮辱し、叱ったりまたは罵っても、即座に反応せずにそれを目撃したままだった。

それに、ただ外見上だけではなく、内面もそうしていた。何であれ忍耐強く、
彼に言われる言葉を聞き、なされることを見守ってから言った。
「私はすぐに反応できない。24時間したら戻って来るよ。これは父と交わした約束なんだ。
だから24時間後に戻って来て、それから君の言ったことに反応しよう。」
彼は決して反応しなかった。

24時間経って戻って来て言った。
「さっきは約束のために反応できなかったけれど、今もまだ反応できないよ。」
彼の全生涯はこれによって変化した。なぜなら低次への連絡が閉じられたからだ。

24時間は待つにはあまりにも長い。心(マインド)は一定の圧力が加わって初めてドアを開く。
―――それに、それはほんの一瞬だ。もしあなたが待てば心(マインド)は再び閉じるだろう。
もしその“力”があなたに作用することを許さないなら、24時間後、
状況は冷たく死んだものになるだろう。
熱い時間にだけ、心(マインド)は反応する準備ができている。
怒りの可能性が断たれたのをきっかけに、グルジエフは他の領域でもこの技法を試した!
それは・・・♡女性について・・・

つづく

勾玉牛拝

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